まずは、先週のドル円相場からですが、
101円77銭から103円44銭まで買われましたが、
新興諸国の通貨安継続への懸念が残されていることやNYダウの下落を嫌気して、
31日の欧米市場で一時102円を下回り、102円台前半で取引を終えました。
FOMCで100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)が全員一致で決定され、
31日に償還を迎えた中国工商銀行販売の理財商品がデフォルト(債務不履行)を回避したことで、
リスク選好的なドル買い・円売りとなりましたが、
新興国通貨への不安から、
31日のNYダウが大きく下げたことでリスク回避の円買いは継続。
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ここから、来週の為替相場で重要な指標発表に関してです。