先週末は、アメリカ雇用統計(3月分)の発表がありました。毎月、アメリカ雇用統計発表は盛り上がりますが、今回はどのような結果だったのでしょうか?
米3月非農業部門雇用者数 12.6万人 予想は24.5万人
【2月分 29.5万人から26.4万人に修正 】
米3月失業率 5.5% 予想5.5% 2月5.5%
米国の雇用統計が大幅に予想を下回り、118.85-90円方向までドル安が加速する場面があった。チャートで確認してみると、以下のようになります。
一方で、米国の3月平均時給は前月比+0.3%、前年比+2.1%となりました。
予想の前月比+0.2%、前年比+2.0%を小幅に上回っており、過度な雇用不安が抑制されている状態です。
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今回のアメリカ雇用統計で注目されていたのが、平均時給の伸び率です。前月のFOMCにおいて今後の利上げのタイミングを見極める上で、平均時給の伸び率を注視するとの見解が示されていた為です。
また、今日は海外主要市場の実質イースター休場で薄商いとなるなか、不安定な相場展開となっています。アメリカ雇用統計発表の40分くらい前にもユーロドルが大きく動いており、解説では薄商いでのストップロス狩りではないか?と書いてありました。
今週の注目、重要イベントですが、8日(水)日本銀行金融政策決定会合ですが、予想は金融政策の現状維持! ニュースによると、【日本銀行は原油価格の下落は物価の基調に大きな影響を与えないと判断しており、原油安によるインフレ率の鈍化は意識していない。賃金上昇への期待が生じていることや労働市場は安定しており、経済・物価情勢は今年1月に示したシナリオに沿っている。これらの理由で金融政策の現状維持が賛成多数で決定される見込み】
雇用統計の結果を受けた市場の反応については、日本時間では火曜日になるようですが、金曜日が休場だった為です。非農業部門の雇用者数は、前月比12.6万人増となり、増加幅は市場予測の平均値(25万人)の半分程度にとどまりました。
この影響がNYダウ、日経平均をどのように動かすのでしょうか?月曜日のNYダウは注目しています。
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