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移動平均線から見るFX相場

ここ最近のFX相場ですが、それなりに相場が動いているかと思います。つい先日までは、なかなか動かない相場で取引するのが難しかったかと思います。今回の記事では、移動平均線からみるFX相場について書いています。

移動平均線とは?

移動平均線とは、ある一定期間の値動きを移動させていくことで、値の方向性、トレンドを見つけるものです。チャートに組み合わせるテクニカル分析指標としては人気があると思います。日足チャートであれば、25日移動平均線、75日移動平均線が意識されています。【株式チャートでもよく使われています。】

FXチャート-日足

移動平均線 日足 20151026

移動平均線 日足 20151027

上にUPした日足チャートは、①が先週末くらいのチャートで、②が10/27時点のチャートになります。青ラインが200日移動平均線、赤ラインが75日移動平均線を表示しています。ドル円においては、青ラインの200日移動平均線と赤ラインの75日移動平均線に近づいていたので、一度止められるかと思っていました。 続きを読む 移動平均線から見るFX相場

日足チャートに移動平均線の組合せ

日足チャートと4時間足チャートに、移動平均線を組み合わせて相場を確認しているのですが、日足チャートでは押し目買いなんですが、4時間足チャートでは下げ止まっていない状態の時は、どうすればいいのだろう?と考えることがよくあります。

最近も、長期トレンドは上昇だと思うのですが、4時間足チャートで下げ止まっていないので買いにくい状態の時がありました。日足チャートと4時間足チャートの時間変化で見たものになります。

チャート日足 20150324チャート4時間 20150324

上:日足チャート 下:4時間足チャート 続きを読む 日足チャートに移動平均線の組合せ

移動平均線の使い方

移動平均線とは、過去の一定期間の終値の「平均値」を計算し、その値をつないだライン(線)のことです。

そして、移動平均線の傾きが上昇なら「上昇トレンド」、下降なら「下降トレンド」と判断します。

移動平均線は、平均する日数に応じて短期線、中期線、長期線に分類して使います。

移動平均線は、設定期間が短いほど直近の為替レートにより近くなり、逆に、期間が長いほど長期的な流れを示すという性質があります。

移動平均線においては、次の3つが重要です。

● 移動平均線の傾きから、為替レートのトレンドを判断する。

● 移動平均線と現在の為替レートの位置関係から、為替レートの勢いを見る。

● 複数の期間の移動平均線を描画することで、為替レートのトレンドを精査する。