「車は浪費、投資は資産形成」…そんなふうに線引きしてしまうと、どちらもつまらなくなる。車は人生を彩る相棒で、投資は未来の自由度を増やす手段。だったら、この2つをうまく“混ぜる”。あなたのカーライフはもっと軽やかに、資産はもっと粘り強くなるでしょう。
中古車は“動く資産”になる?
中古車は消費財だと思われがちだけど、人気車種や限定モデルは、状態さえよければ時間を味方にできる。「買って乗って、売っても強い」。この体験を一度でも味わうと、“好き”と“資産”が同じ方向を向きはじめる。
価格推移はカーセンサー等で追える。グレード・年式・走行距離・修復歴といった条件でソートし、数週間〜数か月のレンジで相場感を掴む。FXのチャートみたいに「底値圏」「高値圏」の感覚が育ってくるはずだ。購入前に3台は試乗、10台は相場チェック。これだけで“外し”が驚くほど減る。
- チェック軸: 年式、走行距離、修復歴、内外装の整備状態、タイヤとブレーキ残、保証の有無
- 価値を維持しやすい条件: MT設定車、限定色・限定グレード、ディーラー記録簿、ワンオーナー、純正パーツ残
- 売却を見据える: 乗り出し価格だけでなく、売却時の想定価格から逆算して購入判断
為替と車の価格の関係を知ろう
輸入車は為替の影響を直撃で受ける。円安が進めば新車価格は上がり、中古相場もジリジリ追随する。一方で円高に振れた時期は、狙っていた輸入車の“買いウィンドウ”になることがある。通貨の動きが読めれば、車の買い時も見えてくる。 続きを読む 【2025年版】車好きが投資で得する方法|中古車・FX・EV株まで徹底解説