今年初めてのアメリカ雇用統計発表ですが、結果からいうとすごく難しい相場ではなかったかと思います。なぜなら発表直後の1,2分が上に行くのか下に行くのかが分かりにくかった為です。
非農業部門就業者数が前月比25万2000人増と、市場予想の24万人増を上回った。これを受けて、米早期利上げ観測から、雇用統計発表直後に円は一時119円77銭の安値を付ける場面がありました。
119.70円をつける前には、円買いの動きが見られたので悪かったのかと思いましたが、予想より良い結果だったみたいですね。それに加えて、前回11月分は上方修正されたほか、失業率は2008年6月以来の低水準を記録したことを手がかりに一時ドル買いが優勢に。
しかし、その後は賃金の伸びが加速しなかったことが蒸し返されドル売りに傾斜した。
結局、ドル円は119.80円付近まで戻した後、118.42円まで安値を更新。米株価指数が反落したことも円買いにつながった。NY原油先物にも売りが強まり、一時的に原油安・株安となった。終わってみればいい結果だったのか、悪い結果ととらえていいのか分かりません。 続きを読む FXで利益を出しやすい指標発表は?